こんにちは!
高田馬場駅前おだぎ内視鏡・消化器内科
院長の小田木 勲です。
いつも当院をご愛顧くださりありがとうございます。
今回は「大腸カメラ検査で用いる鎮静剤」について
お伝えいたします。
■鎮静剤とは?
そもそも鎮静剤とは、いわゆる「麻酔」のことを指します。
医療用語では「静脈麻酔」とも言われます。
鎮静剤を使用することで、大腸カメラ検査時の痛みや苦痛を最小限に抑えることができ、検査を受けた患者様からは
「寝ている間に終わっていた!」
という感想をいただくことが多いです。
当院では内視鏡専門クリニックとして、
患者様の快適な大腸カメラ検査を促進すべく
鎮静剤活用を積極的に行っています。
【大腸カメラ検査とは】
https://www.odagi-clinic.com/colonoscopy-2/#a02
■鎮静剤は安全なの?
快適な大腸カメラ検査を受けるうえで有効な「鎮静剤」ですが、
安全性について不安を持たれる方も
多いのではないでしょうか?
結論から申し上げますと、
安全性に関しては細心の注意を払っているのは勿論のこと。
実績豊富な専門医が全ての検査を行いますので、
ご安心いただいて問題ございません。
内視鏡検査に使用する鎮静剤は、
ぼんやりとする程度の軽いもので、
いわゆる手術等で使用する全身麻酔ではありません。
そのため鎮静をかけても、深い眠りに落ちるのではなく、
声をかけると応答できるくらいの軽い鎮静剤です。
鎮静剤の使用量については、患者様の体格や鎮静具合を考慮し、
調整しながら投与していきますので、
かかり過ぎてしまうといったこともございません。
鎮静剤使用について不安な方は
お気軽に医師に相談してください。
■鎮静剤使用のメリットとデメリット
次に鎮静剤使用のメリットとデメリットについて解説いたします。
メリット・デメリットがございますので、
それぞれをよく読んでいただき、
ご自身のご希望に合った選択をしていただければと思います。
メリット①:楽に検査を受けることができる
既述の通り、鎮静剤を使用することで
大腸カメラ特有の苦しさや痛みを軽減し
楽に検査を受けることができます。
ウトウトと眠っている間に検査を終えることができますので、
検査に不安を感じる方は、是非鎮静剤使用を
検討いただければと存じます。
メリット②:病変の見逃しを防げる
鎮静剤を使用し患者様が苦痛なく検査を受けていただけることで、
医師自身もより検査に集中することができます。
検査をより正確に進めることができますので、
より高精度の検査を行うことができると考えております。
デメリット①:院内滞在時間が長くなる
鎮静剤を使用すると、
検査後に「リカバリータイム」をとっていただく必要があります。
麻酔から覚めた状態を確認してからご帰宅いただくことになりますので、
鎮静剤を使用しない方と比較すると、
クリニックでの滞在時間が長くなります。
デメリット②:車の運転ができない
鎮静剤を使用すると、頭がボーっとしますので、
ご自身でお車やオートバイを運転することは
禁止しております。
鎮静剤を使用される方は、ご家族に送迎をお願いしたり、
公共交通機関での来院をお願いいたします。
■終わりに
ここまでお読みいただきありがとうございます。
当院は内視鏡専門のクリニックとして、1人でも多くの方々に、
大腸カメラ検査を苦痛なく快適に受けていただけるよう
努めております。
初めて大腸カメラ検査を受けられる方も、
既に受けたことのある方も是非お気軽にご相談ください。
みな様のご来院、お待ちしております!
【大腸カメラ検査の特徴】
https://www.odagi-clinic.com/colonoscopy-2/#a03
【よくあるご質問】
https://www.odagi-clinic.com/colonoscopy-2/#a07