こんにちは。
いつも当院をご愛顧くださりありがとうございます。
新宿高田馬場駅前おだぎ内視鏡・消化器内科クリニック
院長の小田木 勲です。
今回は、食べ物が腸に詰まってしまうリスクと、その予防法についてお話しします。
毎日の食事の中で、知らずに腸に負担をかけてしまうことがあるかもしれませんので、ぜひ参考にしてください。
◎食べ物が腸に詰まるとどうなる?◎
腸に食べ物が詰まると便秘だけでなく、腸閉塞などの深刻な症状に発展する可能性があります。
特に、便が出ない、おならが出ない、お腹が張るなどの症状が続く場合、腸に詰まりが生じているかもしれません。
◎腸に詰まりやすい4つの食べ物◎
①わかめ
海藻類の中でも特に乾燥わかめは水分を吸って膨らみやすいため、腸に詰まりやすくなります。食べ過ぎには注意が必要です。
②柿
柿には渋オールという成分が含まれており、これが胃の中で食物繊維を巻き込んで「石」化し、腸に詰まる原因となることがあります。秋の味覚ですが、食べ過ぎにご注意ください。
③糸こんにゃく
つるっと飲み込みがちな糸こんにゃくですが、飲み込んでしまうと腸に詰まりやすくなります。こんにゃくは噛んでから飲み込むことが大切です。
④お餅
お餅は冷めると硬くなりやすく、腸にも詰まりやすくなります。温かい状態で食べても、しっかりと噛むよう心がけましょう。
◎腸の詰まりを防ぐためのポイント◎
腸に詰まらないためには、食事の際にしっかり噛むことが最も大切です。
特に、わかめや柿、糸こんにゃく、お餅などの腸に詰まりやすい食べ物は、30回噛むことを目標にゆっくりと食べるよう心がけましょう。
また、一度に大量に食べるのではなく、少量ずつ摂取することで腸への負担を軽減できます。
◎まとめ◎
腸に詰まりやすい食材は、注意すれば健康的な腸活にも役立ちます。
よく噛んでゆっくり食べること、そして適量を守ることを意識して、健康的な腸を保ちましょう。
食生活に少しの意識を加えるだけで、腸の健康を大きく改善できます。
ぜひ、普段の生活で取り入れてみてください。
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